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【雑感】劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」前編

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日本コロムビア 2000/06/21 美少女戦士セーラームーン★スーパーベスト

画像は、日本コロムビア 2000年6月21日発売「美少女戦士セーラームーン★スーパーベスト」裏面

 

sailormoon-movie.jp

 

劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」前編を見てきたので、後編を見たら、また思うところが変わるかもしれませんが、前編段階で何となく思ったことをつらつらと書き連ねます。

 

・異界から「敵」が来て、人々の夢を奪ったことで、セーラー戦士も変身できなくなった、ということなのかな?

・しかし、Sセーラームーン、Sちびムーンは、エリオス(地球)の謎パワーで変身できるようになった?のに、マーキュリー、ジュピターは自分自身の夢と向き合うことで、マーズ、ビーナスは前世からの仲間の力で、それぞれ再び変身できるようになっている? 変身できなくなったことと、再び変身できるようになったことにあまり脈絡や統一感がないような。

・夢を叶えることと一番向き合っているのが、むしろホークス・アイ。

セーラー戦士としての使命のために生きる、というのは確かに原作から一貫しているのだけど、であれば、逆に最初に語ったそれぞれの夢は結局なんだったの。というか原作ベースだと過去、現在だけでなく、未来においてもセーラー戦士として生きることがある意味定められてしまっているので、最早夢って何?としゃべり場で激論を交わしたい気分。

火野レイさんなんて、過去からの使命のために生き、戦士としての自分でないとしても、預けられた祖父の稼業を継ぐ、と完全に置かれた環境で咲くだけの人になっていませんか。それが悪いわけではないけれど、1990年代と今では、そうした選択の意味合いが異なってくるような気がします。火野レイさんに限らず、それぞれ使命以外の夢をせめて木野まことさんくらいは向き合うようにしても良かったと思います。TVアニメ版全盛期直撃世代として、もうそれなりの年齢になっているので、高校生が夢に向かって悩んだり間違ったりしたとしても、それを全て含めて見守り、応援できる程度には大人になっているよ(意味不明)。

・なので、ちびうさが自分自身も何か特別な存在になりたい、というのは一生懸命応援してあげたい。

・ところで、異界から「敵」が来ていて、何かしら精神的な攻撃をくわえてくると途中段階では分かっているのだから、町にゴミが増えてきた、くらいはまだしも、リアルバイオレンスが溢れ出したら何か疑問を抱いて欲しい。罵り合いくらいの描写に出来なかったものか。

・変身したらビーナスのリボンが復活するのはお約束。

・EDの「私たちになりたくて」が名曲であることは疑いようもないのだけれども、シティハンターにおける「Get Wild」の位置づけか、と言われるとそれはそれで違うよね、となるわけで、過去曲を使用するのであれば、「Get Wild」は「Moon Revenge」だと思います。

・新主題歌について、序盤の歌詞を聞いていて、最初作詞は武内先生かと思ったけど違うようでした。

・最終的な感想としては、みんな可愛かったです。