猫が来る!

The Cat coming!

怪獣界

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昭和42年の新聞広告なのですが「怪獣界は生産過剰」というまるで鉄鋼業界や自動車業界のニュースのような見出しがなんとなく面白い。

円谷、という言葉が共通理解でない世代になると、意味不明感が増すものと考えられます。

 

なんやかんやで戦隊やライダーは定番になったのかもしれないけれど、20年くらい前だと、戦隊やライダー以外の2-4クールくらい?の特撮番組がそこそこあったことやウルトラマン系は前記2者と比較すると、人気が今一?なことを踏まえると、今日の怪獣界は低位安定生産が常態化しているのでしょうか。

でも、戦隊やライダー、先に挙げた特撮番組だと人型の敵が中心なので、やはり怪獣界は、特撮番組の中でも、SLや漆器などのように日常生活では使用されないけど細々と生き残っている的な産業になってしまったのかもしれません。ブルトンツインテールガバドン(幼)のようなデザインのキャラは昨今なかなか出てこないような気もしますし。

怪獣好きな方から見れば、私の怪獣界の生産能力への認識は、間違いだらけだったり、思考プロセスが飛び飛びだったりするような気もしますが、一般週刊誌に取り上げられる程度には、怪獣界が生産過剰だった時代があった、というのが面白かったので、許容してください。してくだしあ。